昨日の話

他県からこの業界の偉い方がお見えになった。といっても人間国宝とかではなくそこそこらしい。KTFMの同期の大学時代の先生かつこの訓練所のある施設の研究員とも懇意にしているということで、自然と呑み会ってことに。話した主な内容は貧乏自慢と芸術性と商業性のどちらを追求すべきかについて。先生方は「売れるもん創れ。」と口々に語っていた。よほどこれまで(現在もか?)悲惨な目に遭って来たのだろう。
芸術系の学生さんは、「アカデミズムを追及していきたい。」とか反論(?)していた。その筋の若い人は大なり小なり、そういう風に考えているんだなぁと納得。伝統工芸士になりたいとか、人間国宝になりたいとか、芸術性を追求したいとかそういう発想がでてくるのはそういうことだったのかなと。文系出の人間なのでそういう発想はKTFMの脳の中に1Kbyteすら無いわけだけど、文系4大出の新人SEが「将来はコンサル(コンサルタントではなくコンサルというのがミソ)になりたいと思います」とかいうのと同じだとちょっとおもった。