本日閉店の店に駆け込んだ。
県庁所在地に出張最終日の為間に合うか微妙だったが
20年近くお世話になったお店に最後のお別れにお買い物。
そしたら、駐車場が満車でやんの。
駐輪場もチャリが一杯でとても田舎の20時過ぎとは思えん混雑。
店の中は常連で賑わっていて(といっても黙って書棚見てるんだが)
初老の紳士が花束とか持ってきてやがんの。もうアホかと。
見れば店主のばーさんも娘も皆嬉しそうに涙ぐんでいる。
ひっそりと最後の挨拶気分で涙腺抑えるつもりだったのに緩んじまったじゃねーか。
ひとまず2階のコミックコーナーに逃げる。
そしたら、いかにもな連中が黙々と書棚物色してやがる。
閉店最終日に大人買いですか?おめでてーな。俺もだよ。
20年の最後を飾るに相応しいお買い上げはこの2冊。
- 作者: 山下和美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/10/23
- メディア: コミック
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- 時間に余裕の有るときにじっくり揃えようと思っていた傑作。
- 既に続巻は前日までに(ry
- 作者: わかつきめぐみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2002/02/28
- メディア: コミック
- クリック: 3回
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- 実は既読なんですが。いつか新品で買おうと思っていたのですよ。
- ローズガーデンは古本で抑えてますがこっちのが好みであります。
冷静な話、地方の書店の衰退はここ数年深刻な状況と感じます。
今回の閉店の事情も以前、店の旦那が話していた
「ネット書店の進出によりベストセラーですら思うように配本されない。」
「客の注文に答えられないケースが増えている」
といった状況が客離れを加速させているのでしょうか・・・。
自分の求めている(マイナーな)本が発売日に入荷しなくなっているのは感じていました。
極力、購入をこの本屋に回すよう努力していたのですが、力及ばず。残念です。